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2012-09-01

【詳細】入院3日目(術後1日目)

2012年8月18日(土)


何度も目が覚めて、その度になかなか寝付けなくて辛かった。

寝返りは問題なくできるけど、足につけてる空気圧のマッサージ器が邪魔。


5:00前 寝るのを諦めて、ベッドでボーっとしてた。


7:00頃 看護師さんが来て、血圧と体温測定。

何度だったのか忘れたけど微熱があった。

今日は朝食後歩いてみましょうって言われたけど、

寝たきりだったし本当に歩けるの?って自分の体に自信が持てない感じ。

看護師さん:「歩けそうな感じする?」

私:「・・・分からない。」

看護師さん:「じゃあ大丈夫だ。本当に歩けない人は歩けないって言うから。

ベッド起こしましょうね。具合悪くなったら遠慮なく下げちゃってね。」

看護師さんの明るさに救われる。

上体を起こしたんだけど、なんか落ち着かない。

上体を起こすと普段は意識しないけど腹筋使ってる訳で、

術後まだ間もないのに力入れて平気なの?って不安になって

具合が悪くなった訳じゃないんだけど、直ぐに下げちゃった。


暫くしたら別の看護師さんが来て、

足についてた空気圧のマッサージ器を外して全身を拭いてくれた。

暖かいタオルを渡されて、それで顔と手の届く範囲で上半身を拭いた。

看護師さん:「出血してるから洗うね。変な感じするけどごめんね~」って言って洗ってくれた。

最初、恥ずかしくてモジモジしてたんだけど、気持ち良くて身体も心もほぐれた。

入院した日、床頭台に用意してたショーツにナプキンをつけてはかせてくれて、

療養ねまきからパジャマに着替えさせてくれた。


その後、また別の看護師さんが来て歯磨きしましょうって

口をゆすいだ後に出す受け皿を持ってきてくれた。

私の歯磨きセットを取ってくれて、コップに水を汲んでくれた。

看護師さんが他所に行った隙を見て、歯磨き前に堪らずコップの水を飲んだ。

でも、前夜にお隣さんが水を一気に飲んで吐いたっていうのを聞いてたから

ゴクゴクいきたかったところ2口で我慢。

水道水でも久々の水は美味しかった!

歯磨きして口の中もスッキリ♪

歯磨き後、また看護師さんが来て片付けてくれた。

本当に看護師さんたちには感謝、感謝です。


8:00頃 先生が来た。

明日になったら全部の管が外れるからそしたらシャワーOKだって。

この時点で残す管は、尿道カテーテルと背中の痛み止め。

「退院は19日か20日なんだけど、旦那さんと話し合って20日になりました。」

って言われて、「はい」って答えたけど、内心は「えーーーー?!」って感じ。

なんで私のいないところで勝手に決めちゃうの?

私は早く退院したかったのにー!ってこのときは思った。


8:00過ぎ 朝食

お粥のようなものかと思ったけど普通のご飯。

全く食欲がなくて、箸をつけずに残しちゃおうかと思ったけど、

どうにか頑張って全てのものを一口ずつ食べた。


9:00頃 看護師さんが来て、トイレまで歩いてみましょうって。

恐る恐る足を下ろして、立ち上がったらちょっとクラクラした。

看護師さんも「行ける、行ける!」って励ましてくれて歩けた!

トイレなんてほんのちょっとの距離なのに疲れた。

ベッドに戻って尿道カテーテルを抜いてもらった。

全然痛みはないんだけど変な感じがした。


腸の動きを活発にする為にも、

頑張って歩いて、水分もいっぱい取ってねと言われた。

ずっと飲めなかった反動もあって、とにかく水をよく飲んだ。


このときだったかな、アイスノンを貰った。

微熱が続いてて体が熱くて、アイスノンの冷たさが心地良い。

歩けることが分かったから棚に入れてた扇子を出した。


午前中はこっそりメールチェックしたり、

ブログ更新したりして過ごした。


12:00頃 昼食

引き続き食欲無し。

無理して1口ずつ食べた。

もう歩けるんだし、自分で食器を下げればいいんだけど

なんだか調子悪くて動けない。 


食後いつも看護師さんが、ご飯を食べた量を確認しに来てくれるんだけど、

朝食に続き昼食もほとんど食べてなくて、

このままだとまた点滴しなくちゃいけなくなるかもって言われた。

水分も水じゃなくてスポーツドリンクの方がいいよって言われたけど、

調子が悪くてデイルームまで歩いて行けそうもない・・・。


13:00頃 旦那とお義母さんが来てくれた。

旦那が自宅から扇風機を持ってきてくれた。

会社で使ってたUSB FANというもの。





USBだからUSBコンセントが必要だけど、

スマホの充電器にUSBコンセントが付いてるからそれを使用。

扇子があれば扇風機はいらないと思ってたけど、

あって一番助かったものだった。

できれば、卓上じゃなくて、

ベッドに取り付けられるようなクリップ式の方が便利だと思う。



このときに退院日のことについて話した。

私:「今朝、先生が来て

退院日は旦那さんと話し合って20日になったって言ってたけど、

なんで19日にしてくれなかったの?」

旦那:「え? 退院日は21日だよ。」

私:「え? 先生、20日って言ってたよ??」

旦那が看護師さんに確認しに行ってくれて、退院日は21日だということが判明。。。

うぅ、また1日延びちゃった感じ・・・。


このとき、なんとなく体調が悪くてずっとベッドに横になってた。

旦那がベッド脇で扇子を扇いでくれてた。

朝食も昼食もほとんど食べれなかったことを話したら

1Fにあるローソンに行ってゼリーとヨーグルトとアクエリアスを買ってきてくれた。

旦那がローソン行ってる間、お義母さんが扇いでくれてた。

アクエリアスは飲んだけど、ゼリーもヨーグルトも食べれなかった。

段々、話すのも辛くなってきて、何故か気付くと歯を食いしばってる。

せっかく来てもらったのに早く帰ってほしくて

「まだ帰らないの?」って聞いちゃった。。


14:30頃 旦那とお義母さんが帰った。

本を読む気にもならず、TV観る気にもならず、

ずっと扇子でパタパタ扇ぎながら横になってるだけ。


15:00頃 吐き気

暫く横になってれば治まるかなって我慢してた。

その間、寝れる訳でもなく、

自宅から持ってきてたデジタル時計の表示を意味もなくずっと眺めてた。

術後、このときが一番辛くて、

「なんでこんな辛い思いすることしちゃったんだろう」って手術したことを後悔。

でも、このブログで出会った人たちも乗り越えたんだって思うことで励まされた。


友達から「明日お見舞い行くよ」ってメールもらったんだけど、

この吐き気がいつ治まるのか分からなくて

「お見舞いはいいよ」って断った。

そのことを後になって後悔することになるとは・・・。


17:50頃 我慢の限界でナースコール

ずっと吐き気が続いてることを話した。

看護師さん:「きっと背中の痛み止めの副作用だね。

吐けるようなら吐いてみたら?

ちょっと待っててね。」

トイレに行って吐こうとするも何も出ないし出そうもない。

吐くことは早々に諦めてベッドに戻った。

暫くしたら看護師さんが戻ってきた。

看護師さん:「いくつか方法があるんだけど・・・

① 吐き気止めの筋肉注射
② 背中の痛み止を取る(ただし、痛みが出るかも)
③ 我慢する

どうする?」

私:「吐き気止めの注射は絶対に効きますか?」

看護師さん:「人によるんだよね・・・。」

どれもヤダなぁ・・・って思ったけど、

体調悪くてちゃんと回転してない頭で考えて

③の我慢するを選択。

看護師さん:「辛くなったらいつでも呼んでね。

こっちでも気に掛けておくからね。」


18:00頃 夕食

当然のことながら全然食べれないし、食器下げることもできない。

これで点滴になったらそれはしょうがないって諦めた。


19:00頃 食事量を確認しに来た看護師さんに

点滴はギリギリしなくて大丈夫って言われてホッとした。

看護師さん:「吐き気はどう?」

私:「ずっと続いてます・・・。

それで、もう背中の痛み止めを取ってもらおうかと思ったんですけど・・・。」

看護師さん:「背中の痛み止め取っちゃうのは・・・。

痛み止めのおかげで普通に過ごせてる部分もあると思うし。

(痛み止めの容器をチェックして)

残り少ないから明日の午前中には痛み止め外せると思うよ。

じゃあ、先生に電話して

吐き気止めの座薬を出してもらえるか聞いてみるね!

アイスノンもそろそろ換えようか。」

私:「お願いします!」


ナースコールしたときに来てくれた看護師さんは

吐き気止めの座薬のことについては触れなくて

「え?座薬もあるの?」って感じ。

もっと早く知りたかった。

4時間も吐き気我慢してたんだよ・・・。

ってことも考えたことは考えたけど、

先生に電話して聞いてみるって言ってくれた看護師さんの優しさにただただ感謝。

その上、アイスノンのことまで気付いてくれてさ、

ちょっと泣きそうなくらい嬉しかった。


20:00頃 座薬をもらって自分で入れた。

アイスノンの冷たさも心地いい。

吐き気止めの座薬は数分で効果が出た♪

ずっと吐き気を我慢して疲れてたせいか、

消灯前だったけど薬の効果が出たのと同時くらいで寝れた。


夜中(時間不明) トイレに行きたくなって目が覚めた。

トイレから戻ったら、再び吐き気!

座薬入れてからどれくらい時間経ったのかなって

床頭台の引き出しからスマホ出して時間を確認しようと思った瞬間に

看護師さんが「どうしました~?」って来てくれて、

私:「吐き気止めの座薬ってどれくらい持続するものですか?」

看護師さん:「人によるんだけど、早い人だと3時間、普通は6時間くらいかな。

また吐き気する? 座薬持ってこようか? アイスノンも換えようか?」

私:「お願いします!」

直ぐに座薬とアイスノンを持ってきてくれて、座薬を入れてもらった。

このときは効くまでに20分くらい掛かったかな。

でも、効き目が出た頃にまた直ぐ寝れた。


それにしても看護師さん来てくれたのナイスタイミング!

夜中にナースコールして同室の人を起こしたら悪い気がして

ナースコールできなかった気がするもん。



出血:この日はちょっと多め。



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2 件のコメント:

  1. 痛みどめの副作用がつらかったみたいですね。
    私はまったくコレがなくて、手術翌日はとにかく熱のせいでなんとなくボーっとはしてましたが、気持ち悪いってことはなかったです。
    私のお向かいのベッドの人も腹腔鏡だったけど、2日間ぐらい気持ち悪かったらしく、ごはんを全然食べてなかったみたい。
    (見た目たくさん食べそうな人でしたけど・・・)

    それに看護師さんによっても全然対応が違いますよね。
    手術当日の夜、さんざん「暑い、暑い」って言ってたのに、
    氷枕とかまったくしてもらえなくて(自分でもそんなものを頼めるとも思ってないし)、
    翌日の夜に暑いって言ってたら「氷枕使う?」って別の看護師さんに言われて・・・「その手があったのか!!」みたいな。

    かなりいろんな人のブログとか見て、事前に色々と様子を調べておいたけど
    想像してなかったことが症状があったりして、どうしていいのか
    看護師さんに言えばどうにかなるのか、全然分からないですよね。

    次に入院するようなことがあれば(あってほしくないけど)
    もっと遠慮せずにどんどん頼んじゃおうと思ってます。(笑)

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    1. RAYさんへ

      痛み止めの副作用が出る人って10%だって先生が言ってました。
      なんでそんな低確率に入っちゃうかなってガッカリ。
      私も吐き気さえなければ微熱だけだったのに・・・。
      術後の辛さはこの背中の痛み止めの副作用が
      出るか出ないかで大きく変わりますね。

      看護師さんの対応の違いは、性格の違いなんでしょうね。
      普段から細やかな配慮ができる方は
      仕事でもそういった部分を生かせるんだろうなって思いました。

      私もアイスノンは自分から言ってもらいましたよ。
      体が熱くてダルさの限界で、
      「アイスノンなんてものはありますか・・・?」って控えめに(笑)

      そうそう。
      どこまでのことをお願いしていいのか分からなかった。
      私も次に入院することがあったら言うだけ言ってみることにします。

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