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2012-08-29

【詳細】入院2日目(手術当日 / 筋腫画像有)

注意! 筋腫の画像をUPしてます。

かなり小さくしてありますが、苦手な方は見ないようご注意ください。



2012年8月17日(金)


5:00頃 目が覚めた。

なかなか寝付けなかったし、早く目が覚めたし、

もう一度寝ようと思ったけど寝れなかった。


なんだかお腹が痛い。

きっと昨夜飲んだ下剤が効いてるんだと思う。

本を読む気にもならず、ベッドでぐだぐだ過ごす。


7:30頃 デイルーム前のトイレで用を足す。

部屋にもトイレはあるんだけど、

なんだか恥ずかしくてデイルーム前のトイレまで行った。

下剤のおかげで出たことは出たけど、まだ出そうな感じもする。

でも、朝食を食べてないからお腹に力が入らない。


8:00頃 旦那到着。


8:15頃 母と妹到着。

私と私のお隣さん以外の方たちは朝食の時間。

くだらない話をして過ごす。

妹は私以上に緊張してた。

まるで、妹が手術を受けるみたい。

妹を見てたらこんな思いさせて悪いことしたなって思った。


8:45 お隣さんは手術室へ

昨日から今朝にかけて、看護師さんとお隣さんの会話から

私と同じ日に入院されて、同じ日に手術を受けられることが分かった。

私もそろそろお迎えが来るかと思って待ってるけどなかなか来ない。


9:00 お迎えの看護師さんが来た。

家族は廊下で待ってるように言われる。

お尻に床ずれ防止のオイルを塗ってもらった。


看護師さんに、「下剤が効いて出たことは出たけど、

まだ出せって言われれば出そうな感じもする。」って言ったら、

そんなもんで大丈夫ですって言われてちょっと安心。

「取った筋腫は見せてもらえるのかな?」って聞いたら

「先生に言えば見せてもらえるかも」って。


看護師さんは私が帰りに乗るストレッチャーを押して、

私たちはその後に続いて5Fの手術室へと向かった。

手術室前で家族とはお別れ。

「じゃあ、行ってくるね~!」って手を振って別れた。

まるでどこか旅行にでも行くみたいに。


中はすごい混雑。

手術室が何部屋かあるようで、

患者さんたちが落ち着かない様子でソワソワしてた。

ヘアキャップを渡されてかぶった。


最終確認。

化粧をしてないか、はずれる歯がないか、指輪やアクセサリーをつけてないか、

時計、コンタクトレンズ、ヘアピン、カツラ、湿布などはないか。

爪の長さとマニキュアをつけてないかチェック。

名前とIDを確認して、手術同意書をチェックして、最終確認終了。


オペ室へ移動。

自然気胸の手術をした湘南鎌倉病院のオペ室とは違うなぁなんて考える余裕あり。

湘南鎌倉病院の方がドラマのセットのように整然としてた。

小さな音量でJ-ラップっぽい曲がかかってて、

なんか先生っぽいなってちょっと笑えた。


手術台へ。

上着だけ全て脱いで横になった。

手術台と上にかけられたものがホワホワで暖かい。

心電図やら、点滴など、手際よくどんどん取り付けられていく。

看護師さん、ベテランなんだと思うんだけど、

ぶっとい点滴針も全然痛くなくスッと入れてくれたし、

本当に手際がよくて安心できた。


心電図から不整脈があることを指摘される。

それは知ってるけど、そのことでまさか手術中止とかないよね?って不安になる。

問題なく手術の準備が進められていく。

左を下にして横になるよう言われる。

横向きになったらもっと膝を抱え込むように丸くなってと言われて

硬膜外麻酔を取り付けられた。

針は髪の毛ほどの太さだと言ってたけど、

刺されたときは若干痛かった気がする。

「イタタ・・・」って言って少し動いたら、

看護師さんが「痛いときは " 痛いっ! " って言っていいから動いちゃダメだよ」って。

「はーい!」って言ったけど、その後は痛みを感じるようなことは全くなかった。


一体いつから麻酔が効いて、いつから記憶がないのかよく分からない。

寝不足だったし、手術台は暖かいし、

点滴の針を入れられた辺りから頭がボーっとしてた。


記憶が戻ったときはまだ手術室で、

担当医の先生が筋腫の入った容器を持ってて、それを見せてくれた。

先生:「旦那さんが写真撮ってたよ。」

私:「私が写真撮ってって頼んでおいたんです。」

先生:「大きいの1個と小さいの1個取れた。」

私(頭の中で):「あれ?小さいのもあったんだ・・・」



※旦那が撮ってくれた筋腫の画像 ↓

気持ち悪いので、興味のある方だけどうぞ。

クリックすると大きくなります。

 


先生に何グラムだったのか聞き忘れたけど、

旦那が言うには大きい方はピンポン玉くらいで、

小さな方はパチンコ玉くらいらしいです。



またそこから記憶がなくて、次に記憶が戻ったのは病室。

叔母も来てくれてて、母と妹と一緒に帰っていくところだった。

どうやって病室のベッドまで来たのか全く記憶がない。

後から旦那に聞いたら、ストレッチャーからベッドに移すとき

看護師さん6人がかりだったんだって。


次に覚めたときには、ベッド横で私が持ってきたノートに旦那が何か書いてるとき。

暫く横に居てもらったんだけど、

ずっと寝てるだけだから帰っていいよって言って帰ってもらった。


夕方頃(時間不明) 担当医の先生と看護師さんが来た。

膣に入ってるガーゼを取り出した。

血で真っ赤になった結構長いガーゼ。

先生:「これぐらいの出血なら大丈夫だな。

出血量が予想外の500ccだったけど、輸血はしてないです。

実は筋腫を取ったときに内膜が破れて・・・。

そのままにしておいても元通りにはなるんだけど、

確実に元に戻す為に入院中と退院後1週間、プレマリン錠を飲んでもらいます。

水はもう飲んで大丈夫だから後で点滴を看護師さんに外してもらいます。」


このときだったかな、看護師さんに酸素マスクを外してもらった。

喉の奥が痛いような、イガイガしてるような違和感がある。

傷口に響かないようにそっと咳払いしてみた。

痛みは感じない。

もうちょっと思いっきり咳払いしても痛くなかった。

その後もよく痰が絡んだり、喉の奥の違和感が気になってよく咳払いしてた。


夜(時間不明) 点滴を外してもらった。

点滴、尿道カテーテル、背中の痛み止め、

足には空気圧のマッサージ器が取り付けられてて、

その内の1つでも外れたことが嬉しかった。


床ずれ防止のためにも、寝返りをうってくださいと言われた。

腰に大きなクッションを当ててくれて楽だった。

痛み止めのおかげか、寝返りをうっても痛くない。

ただ、背中に入れてる痛み止めの容器を入れたメッシュの袋を首から提げてて、

それがなんとなく気になって寝返りしにくかった。


熱があるようで体が熱い。

熱いから掛け布団は全く掛けてなかった。


水を飲んでもいいって言われても起き上がれないし、

冷蔵庫にある水取ってくださいって頼んでいいのかなって遠慮しちゃって水飲めず。

でも、点滴で水分取ってたから無理に飲まなくてもいいって

看護師さんが言ってたので結局水も飲まず完全に寝たきりだった。

看護師さんがちゃんとカーテンを閉めていってくれなくて、

お向かいさんのお見舞いに来てた人に見られて気まずかった。。。

術後から翌日朝までは、療養ねまきという前がはだけやすいものを着てたので、

あまり人に見られたくない格好だった・・・。



ご飯は明日の朝からだって。

お隣さんも私と同じように手術当日だったけど、夕食が出てた。

お水を飲んだときに吐いたって話してるのが聞こえた。

看護師さんに「一気に水飲むと胃がびっくりして吐く」と言われてた。


後になって、旦那にはもうちょっと居てもらえばよかったなぁって思った。

旦那が居たら、「カーテン閉めて」とか「水飲ませて」、

「熱いから扇子取って」ってお願いできたのに・・・。


麻酔の影響で寝れるかと思ったけどなかなか寝れなかった。

体に取り付けられてる管やらマッサージ器やらも気になるし。

やっと寝れたと思ったら夜中に目が覚めて、

またそこから寝付くまで時間がかかったりして辛く長い夜だった。



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2 件のコメント:

  1. 大変ですね。

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    返信
    1. すみません、お返事がかなり遅くなりました。。
      あのときは、大変でしたね。
      でも、大変なことを乗り越えて今の健康があるので、もう良い思い出です。

      削除

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